カムの中でも家族や友達の中では比較的スムーズにいきやすい
のが職場という場所です。(もちろんまだまだ偏見の目などは
ありますが…)
 
 
 
２名の精神科医の診察の元、性別適合手術を受けると改名も
でき戸籍も変える事ができ社会的には晴れて女性となること
ができるのです。
 
 
それを元に、あなたの勤務する会社に事務的手続き（書類等を
提出）をすることになります。
 
 
職場の人はとまどいながらも困惑して、事務的に対応すること
になるでしょう。
 
 
しかし、それでも以外に受け入れてもらいやすいのは事実です。
 
 
 
これは、公的な場では法律的な問題などのインフラが整って
いること多いからでしょう。
 
 
ただ、トイレの問題で会社の人はあなたのことを純男であると
いう認識があるため、純女社員は会社側に特例であなた専用の
トイレを作って欲しいといクレームもあるかも知れません。
 
 
受け入れてもらいやすいとはいえ、そうスムーズにいく問題で
もないのです。

ＭＴＦで血縁者にカミングアウトした後は、友達や恋人とに
さらけることになるでしょう。
 
 
もちろんここでも覚悟が必要です。それは親や兄弟でも絶縁
になるかも知れないぐらい一般の人には理解しがたい問題だ
からです。
 
 
 
もともと生物学的には男性でずっと育って来ていて、それを
知っている友人や彼女などは差別や偏見の目で見てしまい離
れていくケースが多いのです。
 
ツイッター、ライン、フェイスブックなどのソーシャルメデ
ィアとうでも消されたなんてこともよくある話です。
 
 
小学校からの深い絆で結ばれた親友というような人にもあなた
変わりたい場合はカムする必要があるでしょう。
 
それも、人間関係が切れるという覚悟でです。
 
 
カムすということは、失うもの、失う可能性のあるものが多い
ものです。

正直ＭＴＦが就職活動で内定を勝ち取るのには難しく、苦労を
強いられます。

性同一性障害に対する理解が寛容でないので偏見や差別も
現実にはあります。

だからといって性別を詐称しても健康保険、住民票、銀行口座
などの公的な書類などで必ずバレてしまいます。

このようなことで、私としては面接時にこちらからカミング
アウトするのが後々いいと思います。

もちろん会社の人事担当者も困惑する人が多いと思います。
カムするといろいろと質問されます。

聞かれたことや実際に仕事をして疑問に思うことを話し合え
ばいいでしょう。

これで、内定をもらえるかどうかは会社側の都合によりますが
現時点でめげずに受け続けるしかないのではと思います。

残念な事にＧＩＤ(性同一性障害)は一般的にまだまだ偏見が
ありますね。

ＭＴＦだと、告白しただけで振られてしまうという苦い経験
をすることもあるでしょう。

カミングアウトについてはどれだけ偏見や差別がなくなり、
一般への認知、理解がされるようになってもどうしても言
いたくないと思うことでしょう。

デリケートで複雑な問題なのです。相手が子供が欲しいと
言っていたらそれは叶えてあげることはできませんし。

でも、好きだからプロポーズされたら一生過ごして行きたい
というジレンマにさいなまれるのはそれだけで、精神的にエ
ネルギーも消耗してしまうでしょう。

しかし結婚してその相手と一緒に生活するということは
なかなか難しい問題です。

でも、結論から言えばその場は取り繕っても、のちのちお互い
ギクシャクしてしまい、離婚というケースも考えられます。

お互い、いい問題でないので先にキッパリと告げるのが賢明
です。

どちらか天秤にかけたときあなたはどちらが苦しいのかを
あなが自身がしっかり理解することが必要です。